松と紅葉
今回はインクルーシブ教育と通常教育とを合わせて考えてみたいと思います。
先ずは写真の説明。
1枚目は見ての通り日本庭園においても堂々とした姿を見せる松。本当立派ですね。
2枚目は?葉を落とし姿の枝のみのモミジです。
皆さんはどちらがお好みでしょうか?
この二枚の写真を様々な人に例えてみて下さい。
今回、私は教師に例えてみます。
子供からみた教師は松の姿でなければなりません。どのような時も凛とした姿を保たねばなりません。子供が教師を尊敬する1つの要素が見た目の姿です。
しかしながら何か始める時。例えばまだ考えすら浸透していないインクルーシブ教育。
その様な場面で松の姿ではいけません。
誰もが美しく見いる葉を落としありのままの姿を見せなければ何が足りないのか解りませんし、どうすればまた綺麗な葉を見せてくれるか考えもしません。そしていままでの経験とプライドという葉を落とし栄養にしなければなりません。
そうして自分が落とした葉に様々な人々(微生物)が協力し初めて落ち葉が養分となり新たな葉をつける源となるのです。
それが出来ねば新たな取組は間違った方向へ進み、自分に葉をつける事無く枯れた木のままになります。一番は困るのは見頃になり集まってきた子供達です。
教師に「プライド」は必要ありません。
必要なのは「誇り」です。
プライドは葉を落とす事を拒みます。
誇りは、誇りを維持するため信念をもって葉を落とした姿を見せる事が出来ます。
あなたが教師ならばどの様な木になりたいですか?
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